こんにちは!
セールスメッセージとデザインを同時に提供する
《 ♀️女性視点専門 》 IKEDesign 池本です。
今日は
昨年実施させていただいた、
[ 顧客インタビュー ]
について話したいと思います。
前回のブログでは
「自己実現ベネフィット」について
さらっとお伝えしましたが、
▼自己実現ベネフィットについてはこちら 3種のベネフィット知っていますか?
そういえば・・・
「10万円以上するブランドバッグ」を
購入された女性に
顧客インタビューをした際、
「あ、これが自己実現ベネフィットだな」、
と感じたところがあったので
その経験をシェアしたいと思います!
早速ですが
「イルビゾンテ」というブランド、
あなたはご存知ですか🙂?
私は全くブランドに興味が無いので
知りませんでしたが、
👇このようなブランドです!
↓↓↓↓↓↓
- イタリアの高級レザーグッズブランド。
- 1970年にフィレンツェで創設された老舗。
- シンプルでクラシックなデザインと上質な素材。
- 水牛(バッファロー)のロゴが特徴的。
- 革好きや長く愛用することを重視する人に愛されている。
少しリサーチしてみますと、、、
「本物の牛革」を使っていて
品質が良いのに、
他のハイブランドよりはコスパ良く
かつシンプルで
男女問わずファンがいる様子で素敵なブランドですね!
ベースにあった信念と自己実現とは?
さて、1時間ほどインタビューしてみて
少し発見できた事は何だったと思われますか?
彼女は、、、
「社会人になってある程度したら
“ちゃんとしたもの”を持つべき」
というビリーフ(信念)があったんですね。
その、「ちゃんとしたもの」が
彼女の場合は「本物の革バッグ」だったわけです。
エピソードを交えて
お話ししていただいている中で
受け取ったのはこんな感じ・・・
「デきる大人女性」は、 本物の革を持つ。
だから自分も買った。
もちろん、このようにおっしゃられたわけでは無いですが、
会話の中でのニュアンスから
そろそろ自分が持ってもいいんじゃないか、と。
周りに恥ずかしくないように、と。
彼女の年代はおそらく
(別のことから計算して)
30代前半くらいです🙂
彼女の心の奥にあった
具体的な気持ちを聞いていくと、
例えばクロエのバッグは30万とか
かなり高額だし
すごくあからさまで、
自慢げで恥ずかしい。
そういう感じを求めていなくて
分かる人に分かれば良くて
でも「キャリア女性」として
上質なモノを持ちたい、を
手っ取り早く叶えられるのが
このブランドバッグ、だった。
これは全体を通してですが
そう、感じ取りました🙂✨
↑こういったところが
自己実現ベネフィットにあたるところですよね。
もちろん、これはたった1人の気持ちなので
レアなケースだった場合は
販促のアイデアに使うのはNGですが、
もし数人に聞いて
同じような事が出てくるんであれば・・・
きっと多くの人も感じている気持ち。
そういった
奥底にあるビリーフ(信念や思い込み)や
感情を分かった上で
発信していくのと、
知らずに発信していくのとは
変わってきますよね^^
たった1人からのヒアリングでも
“表面からは知り得ない感情”
を得られるなぁ、と
書いていて改めて感じたところです。
ということで、今日は実際の顧客インタビューから
ベースにあった信念が見えたお話をさせていただきました。
それでは、今日はこの辺で。
素敵な一日をお過ごしください^ ^
— P.S —
もうひとつ、おっしゃっていた
興味深い点があります!
それは、
「モノを大切にする人になりたい」
という気持ちです。
イルビゾンテのバッグは・・・
「経年変化」を楽しむコンセプトがあります。
自分で革を育てていくという、
次々とカバンを買い替えていくのではなく
自分と一緒にお出かけし、
自分仕様になったカバンと一緒に人生を楽しむ、
このようなコンセプトです。
↓↓↓↓↓↓
“ 熟練の職人がハンドメイドで 作り上げたバックやアクセサリーは、 使うほどに深い味わいが生まれ、 柔らかく手に馴染み、 世界に唯一の存在へと変化していきます。
引用:IL BISONTE (イル ビゾンテ) 日本公式オンラインストア 「イルビゾンテについて>A LOVE STORY」 2023年6月 https://www.ilbisonte.jp/about/a-love-story/
なので、それを持つことで
「モノを大切にできる自分」
に近づくことができる!!
という欲求ですね😊
▲ 経年変化で「唯一無二」になることを伝えている比較画像
もしも買っていなかったとしたら、、、
「モノを大切にできる自分になれなかったかも」
そう、おっしゃっていたことも
とっても印象的でした🙂
— P.P.S —
「経年変化」
で思い出したのですが、
わが家には
オーダーで作ってもらった
耳付きのイエローポプラ製
一枚板テーブルがドーンとあります。
(狭いリビングですが…)
テーブルのことを考えていた当時、
一枚板は「経年変化を楽しめる」
という醍醐味も感じていたなぁ、と。
どの木にしようかな、、、
10年経ったときどんな色になるのかな、、、
イメージしながら選んでいたことを
懐かしく感じました。
ブランドには一切興味ないけど
こういうインテリア系・雑貨系には目が無く、
ついついお金をつぎ込んでしまう。
そんなに高くないって思ってしまう。
やっぱり「価値」って
個人によってバラバラですよね。
ですので
広告でどう伝えるかよりも・・・
元々価値を感じてくれる人が
どこに集まっているのかを
見つけるのが、
一番のマーケティングかもしれませんね!
(リスト>オファー>コピー、の法則です🙂)
↑また、どこかでお話できればと思います
この一枚板テーブルのお話も
なぜオーダーで作ってもらったのか
また別記事でご紹介できればと思います。
最後までお読みくださり、
ありがとうございました!