女優さんの不倫と視覚的強さ

セールスデザイン


こんにちは!
セールスメッセージとデザインを同時に提供する
《 ♀️女性視点専門 IKEDesign 池本です。


今日は
[ 視覚的強さ ]
の話について
お伝えしたいと思います😊


先月くらいに、
ちょっとワケあって
日本和装さんのLP
(夏バージョンのWebページ)
リリースされたので
チェックしていたのですが。


偶然・・・
不倫騒動の女優さんを起用されて
いらっしゃいました。。。

日本和装さん、
ググるとすぐ分かると思いますが
そのビジネスモデルから賛否があるんですね。

(実は私は実際に着付け教室で習ったことのある方から
 直接インタビューをさせていただいた経験もあります…)



その点についてはここでは触れませんが、
ただ、毎回イメージキャラクターである
有名女優さんの写真はやっぱり素敵だし
Webページの色使いなんかも女性にとって
「可愛い♪」って思うデザインになっているんですよね。

 
きっと、あまり調べずに見た方は
「いいな♪」と思うだろうなと
想像してチェックしていたんです。


でも!!
あの不倫騒動があり、
そういえば・・・
LPのファーストビューは どうなったのかな?って
気になって確認してみたんです。


▲LPなどWebページのファーストビューとはスクロールせずに最初に目に飛び込んでくる部分のこと。


ファーストビューには、ほとんどの場合
キービジュアルと言って、この図のように
写真やイラストが入るのですが、その写真が女優さんだったわけです。


確認してみると、やはり女優さんは削除され
一般人の方の後ろ姿の
キービジュアル“に変更されていました。
(講師の方か、受講者の方っぽい写真です)

元のファーストビューにも
小さく入っていた「サブイメージ」を
「メイン」として急遽差し替えた形ですね。

 
でここからが本題。
コレを見た瞬間、
あ、、「視覚度が一気に下がったなぁ」
と感じてしまいました。


視覚度とは、
絵的な要素(イラストや写真など)がおこす視覚的な強さのこと。
 
見た目の強さや影響力が強いほど、「視覚度が高い」と言えるそうです。
特に写真よりもイラストの方が強く、風景写真は低い。

参考: 視覚デザイン研究所編集室「レイアウト基礎講座」 ,株式会社視覚デザイン研究所,1998年10月20日,P.12-21


やっぱり…女優さんの笑顔に華があって
強かったんですよね。。。

ですが、女優さんの個人的強さも
モチロンありますが、女優さんだけではありません。

人は「人の顔に注目する👀」性質があるんです。



実際、レイアウトに関する書籍の
一部をご紹介しますね^^

訴求度の強弱 —人と顔に注目する 一般的に人間が最も強い訴求力をもち、 とりわけアップにした「顔」は最も強い。 最も弱いのは雲や海などの風景であり、 人の気持ちを静かにさせる。

引用: 視覚デザイン研究所編集室「レイアウト基礎講座」 ,株式会社視覚デザイン研究所,1998年10月20日,P.21


こちらの書籍、かなーり古い本で
ナント!印刷が白黒なのですが
デザイン学校に通った経験のない私にとっては
「軸」となる良書でした!!
(白黒ゆえに分かりやすいのかも?)

 
32枚の写真が並んでいる中
20秒間、眺めた後
「どれが見た写真だったか選ぶ」
という問題を実際やってみますと、
人の顔と猫の写真だけは
強く記憶に残っていました。(特に坊主の子どもの笑顔

それだけ、強い印象に残るということですね。

▲このような感じです、いかがですか?(※上はIKEDesign作)


🔸一番は人間
 
🔸次に動物
 
🔸次に個人的に興味あるモノ
 
という順番で、印象に残るとも言われます。

赤ちゃん」と「女性」と「動物」は強い
という話も良くみかけますよね。

(※男性は女性の写真に反応するけど、
 女性は男女での差異は無いという研究も)



ただ、販促物の制作で使う場合、
どんなシーンどんなトンマナ
仕上げるかにもよるので
注意が必要ですが・・・


もしも、
イメージと合うとするなら・・・
チャンスです!!

例えば

  • 30代女性を単独で入れるのではなく
    赤ちゃんを抱っこした女性にする
     (テーマと合っているなら、です)
  • ライフスタイルを感じるイメージ写真なら
    動物などペットも入れる、

という工夫ができますよね✨💡

 
ただ、環境にもよるので
結果はテストしないことには分かりません。
(広告バナーで猫が勝った、という結果を見かけたことも)

 
 
でも、たまに、
無理やり赤ちゃんや子どもを使ってる
バナーを見かけませんか・・・?

最初は注目されるかもしれないですが
内容にそぐわないものは
違和感を感じたり、
信頼性を無くしてしまう

可能性があるので 注意が必要ですよね。


例えばイラストは強いかもしれないけど、
優雅な雰囲気にしたい場合
カジュアルすぎて適さない場合もある、という具合です。



ということで、
今日は人の顔、とりわけ
興味がある顔だと 視覚的に強い
という話をシェアさせていただきました。

もし、キービジュアルを
「モノ」だけで「人」でテストしていなければ
画像だけを差し替えたABテストを
やってみる価値はあるかと思います!


それでは、今日はこの辺で。
素敵な一日をお過ごしください^ ^



— P.S —
あの不倫報道・・・
もちろんイメージを売っているので
ビジネス契約としてはあれですが…
 
 
プライベートな内容の
報道加熱が可哀想だな😥と
個人的には思ってしまいます。。。 
 
あなたはどう思われますか・・?


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池本 としえ
デザインも作れる、女性視点マーケッター

反響を生む広告に変える、セールスライター兼セールスデザイナー。
●200万以上する高額商品のLPやガイドブック・チラシで徹底して障害を取り除き導線獲得&ローンチに貢献●ママ向けWebサイトリニューアルで足りないセールス要素を整えてオンラインでの集客ゼロから安定集客へ●楽天用LPのリニューアルでメッセージ訴求とデザイン性を両立して売上150%アップ●ハウスメーカーで顧客目線に変えた企画提案&チラシで過去最高集客数と購買意欲の高い人の集客に成功など、多業種(33以上のジャンル)の販促クリエイティブ制作に携わる。「売れるコピー」と「コピーを活かすデザイン」を同時に提供することで、あなたのビジネスの加速に貢献!

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